オタクのみなさんこんにちは、オタクです
カスみたいな2020年どうお過ごしでしょうか?僕は社会人になってしまい辞めたいと絶叫する毎日を送っています。
さてそんなカスみたいな2020年も神みたいな楽曲はポンポン生まれてきますね。そんな子宝に恵まれた2020年上半期楽曲10選、いってみましょう
1 キミのラプソディー/Mashumairesh!!
僕がましゅまいれっしゅという作品がクソ好きだという補正を抜きにしてもめちゃくちゃに良い名曲。6話EDで絶叫しないオタク、おる?
この曲で下降クリシェの良さを知りました(最近知った単語を使いたがるオタク)
ED曲のサビっていうめちゃくちゃ大事なところに下降クリシェを持ってくるセンスなかなかにやばいですよね、結果それがこの曲を印象づけてるような気もしますし、明るいバンドサウンドの中に爽やかさとも切なさとも取れる絶妙な感覚を同居させているのは本当に天才
曲構成もシンプルながら2番サビからアウトロまで展開は畳み掛けるように進んでいくのに、落ちサビはがっつりちゃんと落としてるところがいい緩急だな〜って思います。
2 Phantom Destination/memex
バーチャルシンガーmemexの1stアルバム「Dear Thinking Nodes」より、初聴きの衝撃なら2020年1位かもしれない「Phantom Destination」です
全然分からんしVの曲も漁るか〜とインターネットを彷徨っていたら偶然見つけた楽曲ですがイントロから引き込まれる音、歌唱力、ファルセットの綺麗さとどれを取ってもハイレベルな一曲。2番Bメロの疾走感でサビに行くか?と思ったら行かないあたりもオタクが好きなポイント。いい意味で捻くれてるな〜!って感じなのでマジで好きです。
サビの「歌って」のリフレインがめちゃくちゃ頭に残る上にかなりのハイトーンなので一回聞いたら忘れられないような楽曲でした。他の楽曲も完成度が高くまだ1stアルバムとは思えないクオリティだったので今後も期待大ですね。
3 弱肉共食/ハルカ(cv堀江瞬)
いやDECO*27は神だよ…
というわけでDECO*27×OTOIRO×山中拓也による視聴者参加型音楽プロジェクト『MILGRAM』よりこちらの一曲
悲痛な歌詞を表すかのようなめまぐるしいリフにサビ前のスラップなどオタクくんこれ好きだよね?wみたいな楽器の使い方をしてる気がします、好きだ…
個人的には2020年上半期イントロ全1です
最近ボカロP製作の楽曲が人気を博すことが多いような印象がかなりありますが、やはりいい意味でボカロっぽい曲は中学高校とボカロを通ってきた僕のツボに刺さります
楽曲とは別に僕は山中拓也というクリエイターがクソ好きなわけですが、ボカロPを上手いこと起用し人間の欲望などダークな世界観のものを作るのが非常に上手いのでMILGRAMにはめちゃくちゃ期待しています。
4 LOVE AND DEVIL/4U
これ全人類10選に入れてない?シリーズ
いやそりゃ入るわって感じですが、2番サビからの流れ本当に好きすぎて気が狂いそうになります。田淵お前の勝ちだよ…
本当に楽曲に関しては全人類語ってると思うのであえて歌詞の話をしますが「デビルの悪巧み(神頼み)」とか「七転び八起きとかどれくらい転びたがり?バカなフリして試したい」とかすごくユーモアに満ちた言い回しでそこもめちゃくちゃに好きなんですよね。茂木お前の勝ちだよ…
5 Dye the sky./シャイニーカラーズ
アイドルマスターシャイニーカラーズより全体曲「Dye the sky.」です
これもかなり衝撃を受けたというか、アイマスでもこういう曲作るんだ…みたいな不思議な印象を受けました。
イントロのピアノから既になんかいつもと違うぞ?感を感じ、全体的に最低限度の音で成り立ってるように聞こえました(間違ってたらすまん)
なにより「色」や「空」が全体のテーマとして描かれることが多いシャイニーカラーズというコンテンツで「空を染める」という曲名をひっさげてくる強さがやべぇなと、あげくカップリングなのが本当に訳がわかりませんでした
音も歌詞もいわゆる全体曲っぽさはなく、よく使われるようなキラキラしたイメージの音は一切使われてない、その上「未来なんて実はどこにもない」と断言するという異質中の異質な楽曲、めちゃくちゃ好きです。
6 23時の春雷少女/鬼頭明里
これ全人類10選に入れてない?シリーズ
とにかくB後半〜サビのフレーズが良い、疾走感がありつつ春、雷と分けてアクセントをつけることでサビ入りの印象が強く残るのがめちゃくちゃに良いですね
B〜サビのフィルインもちょっと捻くれてるのも田淵っぽいな〜!って感じがします、Voだけでなく楽器も頭に残りますよね
Cメロのキーボードもめちゃくちゃに良い上にそこから落ちサビ、ラスサビへの流れにラスサビのベースラインもあまりに良すぎてそりゃ全人類10選に入れるよな…という感想しか出てきません……田淵お前ほんま……
7 Da La Doubt/松岡ななせ×霧雨アンダーテイカー
ゼノンザードOPより、「Da La Doubt」です
イントロデュエットから印象的なギタースラップ、ラップ調のAメロからB〜サビとさまざまな要素を詰め込んだ一曲です
サビのVoの掛け合いと全体的にかなり独特なギターがやけに癖になるというか、なんか聞いてて飽きないんですよね
アニメの知名度がどんなもんかよく分かりませんが2020年アニメOP曲なら個人的にトップクラスかな〜と(アニメ見てないとか言えない)
この曲はなんか言語化しにくいので聞いてください(諦め)
8 HELL! or HELL?/Raise a suilen
バンドリの曲だ!!!!!!!!!!!!!!
本当にバンドリの曲です、オタクがあまりにベガスじゃんっていうので聞いたら本当にだいぶベガスで笑った記憶があります(オタクはエレクトロニコアとかピコリーモ系はベガスって思ってしまう生き物なので)
改めて聞くとメインボーカルがイントロで歌わないって結構攻めたことをしてますね、いきなり曲名を歌詞にブチ込むのもなかなか尖ってるし本当にRASの楽曲はクオリティ高くて良いですね
1番サビ終わりで落とすのも個人的にめちゃくちゃセンスあるな〜って思いますし似たりよったりになりがちなジャンルの曲をうまいことRASに落とし込んだ点はかなり評価が高い
あと2:48あたりのリフが完全にAnthraxのCAUGHT IN A MOSHで好きですね
↑ちょっと試聴できます、1曲目です
サブスクも配信もない楽曲を書くのはどうなんだと思ったんですけどあまりに良すぎたので…
平山笑美さんの歌唱力に関してはもう別に特段言及しなくても全人類知ってるとは思ってるんですが、個人的に英語の発音がちょっと独特で好きなんですよね
ユーロポップかつサビ以外はほぼ英語詞なのがめちゃくちゃ個人的にポイントが高く、前回のキャラソン「Floccinaucinihilipilificator」とはベクトルの異なる楽曲となっています。歌詞のニュアンスは似通ったものがあり日本語詞の部分はやや毒々しい印象もありながらCD全体のテーマである「あなたへ贈るLOVESONG」を上手く落とし込んだなという印象です
現在入手可能かはよくわかりませんが手に入る機会があればぜひ
10 新世界ライオット/Blanc Bunny Bandit
最近のオタクソングの多様化によってバケモンが産まれてしまった感があります、なんだこれは
もともとプログレとかマスロック系が好きだったのでそりゃすぎだろという感じではあるんですが、とにかく楽器のセンスがハイレベルすぎるというか、なんでこれオタクソングなんですかね??????という謎の感想が生まれました(本当に謎)
2番Aメロ、世界一のスラップベースに世界一のドラムに繋ぐの本当に性癖に来るのでよくない
個人的な印象ですが、ギターがあまり表に出ずむしろリズム隊の方が表に出てるような感じがしてそこが独特で良いなと思いますね
どちらかというとクラブサウンドよりもバンドサウンドの方が好きなのでこういう尖に尖ったバンドサウンドは本当に性癖、良い…
以上、上半期楽曲10選でした
本当に豊作すぎて50選くらいにしないと入りきらない気がしてなりません、下半期はどんなバケモンに出会えるのか楽しみですね